punmoriの日記

徒然草

夏の躁状態記録

 

7.25

散歩に出た所、28℃なのに寒気を感じ、風邪を疑う。高熱を出し一週間寝込む。

 

8.1

行きつけの公園で財布を拾う、中身は5万円。内なる悪魔と天使が戦った結果、一度は拾うも罪悪感から天使が勝つ。なお在留資格カードが入っていて持ち主は東南アジアの外国人であった。

 

8.3

なけなしの金でスロットを打ったところ5万円を手にする。これは財布を持ち帰らなかったおかげだど謎のオカルトを信じる。

何かを変えたくて旅に出ようと決意する。

 

8.5

青春18きっぷ で仙台に向かうことを決意する

430分自宅を発ち、5時板橋発。この日は曇り空、最高気温26℃くらいで半袖の早朝は寒いくらいであった。11時頃、福島に到着する。醤油ラーメンを食べる。駅前のしょぼざにびびる。これが県庁所在地かと。13時頃、仙台到着。初めて地方に行った時の匂いに興奮する。旅の始まりはいつも自分が少し変われたような気分になれる。15時頃、満喫で一休みする。その後ぶらぶらしてその日は満喫に泊まった。緊張のせいか一睡もできなかった。二度と満喫で泊まらないことを決意する。

 

8.6

早朝から歩いて仙台城を目指す。少し雨が降っていて傘を買った。東北大学のキャンパスを通り瑞鳳殿にたどり着く。伊達政宗の墓があるらしい。少し山なので空気が澄んでいて、ランニングをしている人などもいた。おはようございます。と挨拶を交わし山での挨拶を思い出す。確かにあの清々しい場所では挨拶もしたくなる。霧めいた寺内は神々しさがあった。やはり日本のスピリチュアルな場所は山や自然な場所に宿ると思う。明治神宮伊勢神宮しかり。そこから仙台城に向かう。仙台城はわりかし山の上にあると言えるのでなかなかきつかった。しかしここに城を建てた昔の人を思う。こんなとこに石運んだりさまざまな生活に関するものを運んだのかと。昔の奴ら根性、体力半端ない。そこから地下鉄に乗り仙台駅に戻る、牛タンを食べようと思うが七夕まつりに重なり仙台駅はたくさんの人で賑わっていた。そこからまた地下鉄に乗り泉中央という駅を目指す。駅では牛タンが並ばずに食べられた。泉中央はベガルタ仙台のスタジアムがあった、ただそれだけだ。次は長町を目指す。ここは最近発展してきているらしい。IKEAやコンサートが行われるアリーナなどがあった。ここも特に印象はない。次に楽天生命パークに行った。外からは中が見えなかった。雰囲気はとてもよくまた来たいと思う。この日はよく歩きiPhoneによれば37.000歩歩いていた。カプセルホテルを予約していたので泊まる。熟睡はできなかったが昨日よりはマシだ。シーツと暗くて静かなのがいかに大事か痛感した。

 

8.7

今日は松島に行こうと思っていた。しかし少し前のスロット の勝ちが忘れられずスロット を打ちに行き手持ちの金が1000円ほどになりその日の野宿が確定しなかなか絶望する。しかし青春18きっぷ はあったので松島に向かう。松島ではフェリーにはもちろんのれず隣のよくわからん島に200円払って上陸した。

観光地はカップルと親子連れが多く、独身男性の居場所ではないと感じた。海を見て毎度の如く興奮する。あぁ俺は海が見たかったんだと、おばあちゃんのおじいちゃんは海軍大将だからなとくそださいイキリを誰に向かってかはわからないがする。あと坂本龍馬になりたいと痛感、とにかく海はワクワクするものだ。期待感に溢れている。どこへでも行けると錯覚させられる。実際はどこにも行けないけれど。何者にでもなれると、何者にもなれないけれど。帰り道、さざえや牡蠣といった海産物の焼いたいい匂いやられる。16時頃松島を出る。17時頃仙台に着く。さて今日は野宿だどうしよう。とりあえずWi-Fiを求めてゲームセンターに向かう。ゲームセンターの地下にコンセントをさせる場所があった、ラッキーこれでWi-Fiと電源が確保できる。しかしここはプリクラがたくさんあるフロアでパウダールームといって女性が化粧直ししたり髪を巻き巻きする場所で、鏡があって多少いづらかった。が背に腹は変えられずなんとか粘っていたが、2.3人組の若い女性の一人がわざと聞こえるように"マジありえないんだけど、きもくね?どういう神経であそこにいられるわけ、自分が場所違いなこと考えられないのかな、まじ図太いんだけど"と心に刺さる発言をしてきた。これには俺も反応してわざと聞こえるように反論でもしようかと思った。なんならぶん殴ってやろうかと思ったけど、豆腐メンタルの俺はそそくさと逃げて立ち去った。確かに場違いな俺だったが、あのクソアマには想像力が足りてない。スロット でタコ負けして一文なしの無職26歳の気持ちを考えろ。迷惑をかけたのだうろか?不法占拠か?七夕祭りで浮かれた仙台に俺はイラついたが、一番イラついてるのは自分自身だった。23時頃、駅に向かう。こっからが長かった。始発は朝の6時。歩いてたらダンボールを見つける。直のコンクリートは硬いし寒いがダンボールを引けばマシな寝床になる。閉まった屋根のある駅ナカの所でダンボールを引く。先人達がいる。みなダンボールを引いて小さくくるまっている。荷物を盗られないか、など不安感でろくに眠れるわけがない。なんならネカフェ、カプセルホテルとその日までろくに眠れてないのだ。永遠に感じる時間少し経ち、4時ごろに警備員が出てきてホームレス達を起こし始めた。俺はそそくさとダンボールをたたみ歩き始めた。1時間ほどベンチでぼーっとしてると駅が空いた。駅の中で始発を待つ。ようやく始発が来た。旅の帰りは行きより速いのはなんでだろう。知ってる道というのはもちろんある、ある程度予測できるから、けどそれ以上にはやく感じる何かがある。大宮までは、乗り継ぎが、郡山、新白河那須塩原、宇都宮とあるが山間部が時間がかかる。宇都宮までついたらもはやついたようなものだった。14時頃、池袋に着く。クソ暑い34℃だ。あまり感じなかったがやはり仙台は涼しかった。3日ぶりの東京は赤羽あたりから懐かしく感じていた。家に帰ると父がいて久しぶりに話をする。旅先は人恋しかったためであろう。旅をすると、家も何か新鮮に見えるものだ。今まで感じなかった感謝。しかしそんなものも二週間経てば吹き飛んだ。くそくらえだ。

 

8/14

友人と会う。相変わらずカッコいいし、向上心を持っている。何か新しいことをやりまくると言っていた。俺は何にも新しいことなんかやっちゃいない。なんから維持しているものもない。鼻で笑わられる状況だけど、彼は決して自分を否定しないしなんなら肯定してくれるいいやつだ。それにしても彼を目の前にするとビクビクしてしまう、体格は自分の方がだいぶ大きいのに、心の余裕や人間としての格は体格ではないようだ。いつも自分が捲し立てて彼が沈黙すると不安になる。というか自分は沈黙が耐えられない。沈黙すると自分が間違ったことを言ったのではないかと打開しようとしてどうでもいいことで取り繕って誤魔化そうとする。ソワソワしてるのだ。落ち着きがない。帰り際に文章を書けと言われる。彼には去年も小説を書きなよと言われて、濁していた。しかし今回はブログなら書いてみようかと前向きになってみた。彼からの影響だ。

 

8/18

友人と野球を見に行く。久しぶりの西武ドームだ。池袋からは急行が出ていて早かった。30分ほどで到着する。駅前に二次元の男性アイドルと鉄道会社とのコラボのスタンプラリーがあり小学生くらいの女児がたくさんパネルを写真で撮っていた。友人が到着する。ご飯を奢ってくれるというが、おにぎりと水筒を持参したと言うと、"俺の小学生か"と突っ込まれる。そうだ今の俺は小学生並みの金銭しか持ち合わせていない。試合には集中せず友人とふざけ合う。幼馴染なので二人にしかわからないボケをするとすごく楽しい。

 

8/20

野球を見に行った友人含め、4人で熱海へ行く。躁状態のため、よく眠れず9時に立川待ち合わせなのに7時に着いた。朝の中央特快クソ速い。25分で新宿から立川ついたぞ。立川に住んでた時よく行っていたエクセルシオールカフェに行く。都心より空間が広くて椅子も立派である。懐かしい気持ちに浸る。

9時に立川を出発する。11時頃サービスエリアに寄る。リニアモーターカーの駅ができる側なので、リニアモーターカーはできるできる詐欺だよねって話をした。13時頃、熱海に着く。高速を降りて、海沿いの一本道で熱海までが長かった。熱海についてもう一人と合流する。駅前の駐車場は埋まっていて駅から離れた駐車場に停めた。ここで自分が車から出ようとしたらドアが隣の車に当たってしまった。ほんの少し、1ミリもないが自分達の車の塗料が隣の車についてしまっていた。車の会社に勤めている友人によるとその車は1000万円ほどして、少し擦っただけでもとんでもない額の修理代がかかると言っていた。俺らは逃げた。そこでグループの雰囲気は悪くなってしまった。俺のせいだ、俺のせいで雰囲気が悪くなったがやはり機嫌が悪い奴がいると俺も無力感にさいなまれる。機嫌は乗り移る。人が機嫌が悪い時どうしたらいいかわからない。調子にのらないようにつとめる。そこから熱海駅に向かう。駅前の蕎麦屋で昼食を取る。俺は玉子丼を頼む。900円した。殿様商売である。少し離れた店では1000円で海鮮丼や美味しそうな定食があった。駅前くそくらえだ、今に見てろ、駅を移転させてやるからな。ただ駅から近いからって調子に乗ってるんじゃないぞババア、企業努力をしろ。昼食を食べ終え、温泉へ向かう。入浴料金は1000円だ。お湯は44℃以上はあるだろうと思われる高温で、早く客に帰って欲しいんだと思われる。俺は2分で出た。友人達は30分ほど入っていて感心した。20畳ほどある休憩室で寝っ転がりながら80インチくらいのテレビで甲子園を見た。下関国際が勝っていた。雨がこれから降るらしい。みなが風呂からあがり海へ向かう。曇ってるしビーチは綺麗じゃないしイマイチだった。これが熱海だなって熱海にくるたび思う。イマイチな飯とイマイチな海。都内から日帰りできる距離。水着を着た女のケツだけが収穫だった。海にいる人種はなんでああわかりやすいんだろう。日焼けしてマッチョでEXILEみたいなやつら。レモンサワーとセックスが大好きなんだろう。いやそう言う奴が目立ってるだけなのかもしれない。にしたって樹液にカブトムシが集まるように海にはヤンキーが集まる。個人にインタビューしてみたい。

職業、年齢、趣味、好きな作家やミュージシャン。知らないだけだろうな EXILE系って決めつけて。帰りは眠かった。友人がスマホでスパイファミリーを見る。面白いけどアニメって迫力がないなと思う。ナルコスのほうがよっぽどヒリヒリする。夕食はロードサイドの回転寿司へ行った。16皿くらい食べた。食べ過ぎだと言われた。回転寿司っていつも今日はこれくらい食べようって数より多く食べてしまう。なぜだろう。

 

8.30

アルバイトの面接を受ける。池袋の居酒屋だ。大学卒業後は公務員試験を受けてきたと嘘をついた。あと実家の手伝いをしていると。今回の人はあんまり突っ込んでこなかった。4月に受けた居酒屋の人は、どうも相性が良くなく疑ってたのがわかったから面接は合格したけどバイトには行かなかった。なんとなく疑ってるのは秒でわかる。今回の人はなんとなく能天気でまあ仕事すれば気にしなさそうだった。嘘をつくのは辻褄を合わせるのにさらに嘘をつかなければいけなくなる。そのうち綻びが出てくる。自分に嘘をついたらいけない。なんとなく話してるうちから合格だろうなと思っていた。けど月8万円くらい稼ぎたいなら大学生と被らない夜勤もやらないとと言われた。もう大学生ではない。ただの26歳フリーターだからね。翌日、合格のメールが来た。

 

9.1

公務員試験の勉強をしようと決意する。アルバイトだけしてたらいけない。しかし既卒だとろくな就職先がなさそうである。26既卒3年目には。だから公務員試験に賭けようと思う。無理かもしれないけど、やらないよりかはやってみようと。建設的に生きるのだ。強迫的な性格と金銭問題は残っているけど、人生を投げたらいけない。粘り強くフォアボールをとっていかないと。俺は堪え性がない、我慢強さが足りない。中学の時は部活に遅刻した自分が許せなくて試合に出なかった。高校の時は部活を何度も辞めては戻った。大学も一度辞めて仮面浪人した。サークルにネクタイを忘れて買ってこいと言われて元々気に食わなかったが、嫌気がさして家に帰った。いつも不貞腐れて人生を投げ出してしまってきた。コツコツやっていこうと思う。また投げ出してしまうだろうけど。'D.レイノルズの建設的な生き方'という本を読んだ。自分にぴったりだった。諦めずに行動すること。感情に左右されず行動本位の生き方をすること。感情に振り回されてはいけない。河合隼雄さんという心理学者が、'人間は180度は簡単に変われる。親がアル中なのが自分は一切飲まないとか、しかし五度変えるのはどれだけ大変か。少し変わるのは大変なんです。'と言っていた。なるほどと思う。躁鬱的な自分には突き刺さる言葉だ。少し変化していくこと。これはまじで大変だ。いつでも自分に引き戻される。性格に重力が働いてくる。しかも無意識でだ。暴飲暴食やギャンブル、あいつらは弱った状態を狙って人間を襲ってくる。

生きる

生きることとはどういうことだろう。

やりたいことをせず、理性的に生きて貯金はあって健康だが刺激が足らずに変化のない退屈で平凡な人生。

やりたいことをやり、感情の赴くままに生きてアル中、風俗通いによる借金、刺激的な変化のある人生。

エンドルフィン、セロトニンドーパミン

最近、巷で話題のFIREという概念がある。

40歳で労働からのアガリを目指すこと。

経済的自立の達成。

服や靴も買い換えないような節約をして、

他人との交際費も惜しんでの貯金や投資をして資産形成をするという記事を見た。

その人の人生の価値、重点はどこにあるのだろうか。

彼は北関東のロードサイド沿いの街に住んでいる。中高はクラスで目立った存在ではなかったが、かといって教室の隅で数人で固まっているおとなしめな帰宅部でもなかった。一度は彼女も出来たことがあるし、友達も普通にいた。勉強もこれといってできる方ではなかったが、赤点を取るようなこともなかった。部活はバスケ部に所属していたがベンチでチーム良くて県大会2回戦進出といった強さであった。つまり勉強も部活もこれといった特徴のない中途半端な学生であった。地元の県立高校を卒業後、東京の中堅私立大学に入学し卒業する。サークルはバスケサークルに所属したが、レベルの高さ、飲み会の多さについていけずにサボりがちであった。バイトはコンビニを四年間続けたが、得られたものといえば、レジ打ちの速さと常連客のタバコの銘柄を覚えるということくらいだろうか。

大学卒業後は、東京でITエンジニアの職につくが残業ばかりの割に安月給な労働環境に嫌気がさして6年で退職し、30を手前にして実家に戻り今はフルリモートワークをしている。また東京の馬鹿みたいな家賃も必要ないので、ある程度生活には時間的にも金銭的にも余裕はあるが、いかんせんリモートワークなので毎日に変化がない。また土日も地元に帰ってきてすぐは車でいろいろ出掛けてたりしたが東京に比べるとあまりにも画一的な個性のない田舎のチェーン店に飽きて以来、家でネットゲームやネットサーフィンをしてゴロゴロして過ごしている。彼女については、中高の同級生は既に結婚しているか、独身の人は東京に住んで仕事をしているかなので食事に誘える人もいない。彼自身とりたてて彼女や結婚する必要性も感じていないが、親からは無言のプレッシャーを感じる。なぜならつい最近、4歳下の妹が妊娠を機に結婚したからである。高卒で定職にもつかず実家に住み、アルバイトを転々としていて様子などから見下していた妹が、出来ちゃった結婚で、結婚と出産を同時に果たし、社会的ステータスを得て一気に親に認められていく様子を見て、結婚や子供を持つことは素晴らしいというステレオタイプな価値観や親のあからさまな態度にうんざりして、自分の生活のうだつのあがらなさを恨んだが、かといって自分自身なにかを変える気力もなかったし変わりたいとも思わなかった。あっという間に季節は巡り、歳を重ねていった。

彼は恋愛はアニメで充分、旅行も移動してばかりだから無駄。居酒屋は家で飲んだ方が安上がり、タバコを吸う奴は金払って病気になって上に税金を払ってくれてありがとう、オナニーなんてタダなのに金を払ってまで風俗行くやつは養分。外食なんて松屋、てんや、なか卯、マック、ケンタッキーがあれば充分。服はユニクロ、髪を切るのは1000円カット、家具はニトリ、家電は中華ブランド、映画はアマプラで事足りるし、小説はブックオフ、音楽はYouTubeSpotify、漫画は違法アップロード。彼は徹底的にコンテンツや物に対して必要以上の機能を求めなかったし、対価を支払うことを拒んだ。無料で済むものは多少の不便があっても利用した。

唯一の趣味は、YouTubeひろゆきの論破動画を見ること。Twitterで有名人の不祥事や贔屓のプロ野球チームへのアンチコメントを書き込むことであった。つまり誰かを叩くことである。誰かを叩いている時だけは、自己の優位性を感じられたし、日頃の鬱憤が晴らされるような気分になった。何か間違っているとは薄々感じながらも誰かを叩くことでしか自分の存在意義を見出せなかった。自分が惨めになればなるほどはコメントは過激になったし、コメントが過激になればなればなるほど惨めになった。悪循環でしかなかった。

ある時、画面に映る自分の表情を見たときは、それが自分の顔だとは到底思うことが出来なかった。そこには吊り上がった目をして嫌なニヤけ笑いをした表情の男性が映っていたからだ。伸びっぱなしの髭と髪、垢だらけの顔、歯垢まみれの歯、異臭を放った数日洗ってないパンツ。

自分が自分だと思えなかった。

嘘であってくれ、夢であってくれ

今日もネットをしてると、

気付かぬうちに日が暮れた。

気付かぬうちに夏は終わった。

気付かぬうちに年は暮れた。

気付かぬうちに3年が経った。

気付かないふりをしていた。

気づいたら泣いていた。

変わらない自分と変わっていく季節。

変われない自分と変わっていく他人。

明日こそ変われますようにと今日も眠りにつく。

肉体的な生存と生きることは違う。

確かに肉体の生存には衣食住は欠かせない。

しかしそれでは生きる歓びは満たせない。

自分が心惹かれる、感情を揺さぶられる文化や、趣味、他人との関わりといった本来生活に必要でないことやものこそが人を生かす理由だと思う。

無駄なことこそ無駄でない。

無駄でないことこそ無駄だ。

そもそも無駄か無駄でないか、良いか、悪いかなんて生きてるうちにわかるものか。

死んだ時にわかることだろ?

日々

コロナになってから、無職になってから毎日が溶けていっている。何もしてないと時間だけがすぎていく。大学卒業してからもうほぼ2年経つ。どうにかしなきゃと思っては何も出来ない日々でもどかしい。鬱病のせいなのか、不況のせいなのか、季節のせいなのかもうなにもわからない。

バイト

私がバイトをしているのはパン屋さんだ。バイト仲間は主婦か大学生の女性ばかり。何をしても居場所がないのが現実である。どこか責められてる気がする、いやそんなことは被害妄想であることが多いのだが。パン屋さんはいつもジジイとババアしかいない。キレやすいのはジジイばかりである。いつもあいつらは不機嫌で怒鳴り喚き散らす。赤子と同じくらいの感情表現を持ち合わせていない。一方、ババアはワケもわからず笑っている。機嫌がいいのはやっぱり大事だ。生物学的な問題なのかは知らないがやっぱり男は欠陥があるように思える。ジジイはいつも一人で、ババアはいつも大勢だ。寂しいジジイ。だからキレる、

リズムとメロディ

自分の好きな表現に落語、音楽、文学がある。音楽には文字通りリズムとメロディ。文学には文体のリズムそして言葉それぞれのメロディ。

落語は話者の話すスピードのリズムと声色によるメロディ。何事もリズムとメロディ